平成30年度第一回ユースラウンドテーブルに行ってきた

第二回の記事はこちら

平成30年度第二回ユースラウンドテーブルに行ってきた

2018.10.26
8月28日は、内閣府で主催された「ユースラウンドテーブル」に行ってきました。

ユースラウンドテーブルと言うのは、ユース特命報告員が集まって国の機関の人に「あーでもないこーでもない」って言う場でした。

因みにユース特命報告員の役割ってのは

「ユース特命報告員」には内閣府から示されるテーマについて意見を報告していただきます。いただいた意見は、関係省庁に送付し、青少年施策を始めとする国の施策の企画・立案の参考として活用するほか、内閣府ホームページ等を通じて公開し、今後の青少年の社会参加意識の向上に役立てることとしています。

内閣府青少年意見募集事業ページより

だそうです。

私は、知り合いの方に教えてもらい、応募・参加しました。

ユースラウンドテーブルの会場

ユースラウンドテーブルは内閣府で行われました。

流石国会議事堂の横です、首都中心部です。

行き交う車、ほぼ全てテッカテカの黒塗りの車でした。

プリウスまで黒塗りのテッカテカで「#今日のプリウス」なんかには絶対出てこないような、ピシッとしたスーツの人が運転してました。

内閣府まで行くと、ちょうど帰りの時間なのか人がたくさん門から出てきてました。

守衛さんがいる所で「ユースラウンドテーブル」に参加にきた旨を伝え、身分証明書提示で一時通行証をもらえました。

その後は、一時通行証を入り口の改札にタッチして中に入り、会議室へ。

本当は中の写真も撮りたかったのですが、撮影禁止だそうですorz。

ユースラウンドテーブルの内容

流れとしては、内閣府(青少年担当)の人の挨拶→警察庁(生活安全局少年課)の人の挨拶→各テーブル(A~E)で意見交換&まとめ→発表→最後にちょっと話す→終わりの挨拶→アンケート出して解散、って感じでした。

議題

今回の議題は「子供の性被害防止について」でした。

具体的には、「未成年の裸を撮影すると「児童ポルノを禁止する法律」に違反するんだけど、未成年が加害者になるパターンもよくあって悩んでる。最近の若者は何考えてんの?最近の若者にやっちゃいかんって浸透させるにはどう言う方法がええんや?」って感じでした。

ユース特命報告員の第一回のアンケートがこの内容で、アンケート結果はこちらにあるので気になる人はどうぞ。

意見交換

私のいたA班は「裸の写真を送らせる要望をする・送ってしまう原因と対策」について話し合っていました。

出た意見はこんな感じでした。

原因として

  • 興味本位で送る要望を出す・送ってしまう
  • いじめで送らせる・送ってしまう
  • 承認欲求で(ネットに上げてしまう)
  • 送って欲しいと言われて「相手に嫌われたくない」から送ってしまう

などで、

対策として上がったものは

  • SNSや動画サイトに周知の広告を出す
  • みんなのよく知っている芸能人やアニメキャラとタイアップして周知する
  • 交通安全の指導の時に事故の映像を見せるように、ある種のショック療法で生々しい事例を映像化して見せる

などでした。

発表

他班も同じような意見が多かったです。

やっぱりみんなSNS広告、動画広告なんですね

Youtubeの15秒のスキップ不可広告を使えば必ず見る、と言う意見が特に多かったですが・・・

みなさん「Youtubeの広告ちゃんと見てあげてるなんて偉いなー」と私は思いました。

僕は再生されたらミュート、パソコンに至っては広告ブロッカーを使ってるのでそもそも広告を見ませんので。

一班特に面白いかった所があって、「3次元の児童の裸がダメなら、2次元の児童の裸を推進して3次元の被害を防止しましょ」って話をしてました。

私はその発想があったかと言う反面、聞く人が聞いたら一悶着どころか十悶着以上ありそうだなと思いました、主に都議会の人とか・・・

発表の後

発表の後は、感想言ったりアンケート書いたりして、内閣府の人が閉めて自由解散でした。

他のテーブルの人とも交流したかったのですが、今回は時間が無かったので出来ませんでした。

こう言う会だと懇親会とかよくあるのですが、是非次の機会は懇親会して欲しいです。

私の考え

正直な所、私の意見は他の人とだいぶ違いました。

上で紹介したアンケート結果のどっかにも纏められてたんですが、「教育」が一番大事だと思うのですよ。

小学校から高校くらいまで刷り込み続ければ、被害者にも加害者にもなることはないと思うのです。

ただ、今回は内閣府の人と警察庁の人しか来てなかったからか、「それ以外の意見をお願いします」と言われました。

「うーん、縦割り行政ってほんと難しいな」と思いました。

小耳に挟んだ情報ですが、行政はツイッターのつぶやきをひとつするにも稟議が必要らしいです。

内閣府の人が言うには「下っ端がツイート案を作って上の人にハンコもらってようやくツイートできる。一つツイートするのに30分以上かかる」とのことです。

だったら、「ハンコ持ってる人がつぶやく係やればいいやん」って言って見たんですが、内閣府の人は「そう言うのは下っ端がやる事で、上の人はそう言うことはしない」と言う、、、正に役人の意見って感じの事を言っていました(ただ機械に疎くて触りたくないだけなのでは・・・)。

意識改革は国の中枢部から必要なようです。。。

帰る前に浅草観光して来た

向こうの人からは「ユースラウンドテーブルに来るために金出してやってるんだから、遊ばず帰れよ!」って事前にメールで言われてたんですが、、、

止まったホテルの真横が浅草寺だし、駅に向かう途中の道だからしょうがないよね

と言う事で、本当にちょっとでしたが浅草寺を観光して来ました。

おみくじ引いたら大吉出ました。

嬉しかったです。

鉄板の雷門、インパクトありました。

ユースラウンドテーブルは第2回、第3回とあるようで、また次も行きたいと思います。